GIHUKEN SEKKOUKATA KUMIAI 
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1.美濃焼と石膏型

  長い歴史と伝統にささえられた美濃焼は、飲食器類の生産額は全国シェアの50%以上をしめる日本一の"やきもの″の産地です。
  私ども石膏型業界はこの美濃焼と共に、発展してまいりました。
  陶磁器の形を作るには石膏型を使いますが、昔は手ろくろで成形するものと、皿、鉢など平物と呼ばれるものの成形には、粘土で型を作り素焼きにしたもの、あるいは木型が使われました。
  石膏(gypsum CaSO4・2H2O、結晶水を含んだ硫酸カルシウム)は、天然に産する石膏鉱石を細かく粉砕し約150℃で焼くと白い粉末になり、これを焼石膏といいます。
  この焼石膏は、水と反応して短時間のうちに石膏に戻るので、この性質を利用してセメント原料、石膏ボード、彫塑の型どり、そして陶磁器の成型に利用されています。
  陶磁器の器物を多量に生産するとき、この焼石膏で成形用の石膏型を作り成形します。円形の器類は、機械ろくろ用成形型、角型など変化させた器類は、排泥鋳込み用成形型、圧力鋳込み用成形型でそれぞれ石膏の吸水性を利用して成形します。
  このように、石膏型には陶磁器はもとより、いろいろな利用方法によって異分野への成形の可能性もあり、今後益々発展するものと考えるものです。

2.機械ロクロ成形法・ローラーマシン成形法

  石膏型の面に陶土を打ち付けてロクロで回転し、金属製のコテを当て生素地を成形する。
  石膏型とコテとの隙間が求める形状の断面となる。ローラーマシン成形法は、石膏型の面に陶土を置き、加熱したローラーで圧延し生素地を成形する。


◆◆◆石膏型組合へのお問い合わせはkatawaza@ob2.aitai.ne.jpまで◆◆◆

1.美濃焼と石膏型 目次
1.美濃焼と石膏型 2.機械ロクロ成形法
ローラーマシン成形法
3.排泥鋳込成形法
鋳込み成形法
4.圧力鋳込成形法 5.手起し成形法 6.押し型成形法


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