元田五山

東彫刻

元田木山

若林繁夫
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住 所
岐阜県高山市昭和町3-155-5
電 話
0577-32-0813
FAX
0577-32-0813

 東勝廣さんは15才の時、一位一刀彫師の竹腰亮次先生に師事され、彫刻の修行を積みました。
 「修行が辛いと思ったことはありませんでした。子供の頃から絵を描いたり、何かを作ったりすることが大好きだったというせいもあると思います。修業時代に自分で屋台の模型を作ったりもしました。」と東さんは言います。
 東さんが最初に取り組んだ屋台の仕事は、昭和57年に完成した高山市「宝珠台」の下段彫刻(波間に遊亀)です。
 「高山では屋台というのは"男の憧れ"みたいなところがあって、いつかは屋台の彫刻をやってみたいという思いがありました。しかし、やりたいと思ったからといって、簡単に任せてもらえる仕事ではありませんので、屋台の彫刻を最初にやらせていただいたときは、責任もありましたが、幸せを感じました。」と東さんは言います。

高山市「宝珠台」の彫刻
 東さんに印象に残っている屋台の仕事をお聞きしました。
「香川県豊浜町の彫刻は他の屋台には無いものになったと思っています。

豊浜町「太鼓台」の彫刻
 屋台彫刻というのは、薄くレリーフのように彫るのが一般的ですが、豊浜町の太鼓台に取り付けた彫刻は、高欄に巻き付いている龍を立体的に表現しました。

東勝廣さん

 私の信念みたいなものとして、今まで誰も彫ったことがないものを・・・というのがあります。独自性を出し、生きているような生命感を出す。というのがこだわるところでもあり、大事なところでもあり、難しいところでもあります。」と東さんは語ってくれました。

(組合広報部/取材)

 
 
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