| Q1. |
砂利ってなあに? |
| A. |
粒径の大きさが30センチより小さい丸みを帯びた石をいうのです。したがって、砂や玉石も「砂利」に当ります。 |
| |
|
| Q2. |
砂利を人が使い始めたのはいつごろ? |
| A. |
今から300万年前の旧石器時代から、人は、既に石を材料とした狩猟の武器や道具類を使い始めていたのです。 |
| |
|
| Q3. |
砂利はどのようにしてできるの? |
| A. |
川の上流にある山の岩(母岩)が長い年月の風化作用により砕け落ち、さらに水の流れの中で転がり、ぶつかり合って砕けてできるのです。したがって下流に行くほど丸味を帯び、小さくなるのです。 |
| |
|
| Q4. |
砂利はどこで採れるの? |
| A. |
天然の砂利は、川から採れる「河川砂利」、かつて川だった田んぼや畑、平地林等から採れる「陸砂利」、地殻変動で隆起して今は山となった所から採れる「山砂利」、そして海中から採れる「海砂利」というように、採れる場所、存在している場所によって呼び名が異なるのです。 |
| |
|
| Q5. |
砂利は何に使われているの? |
| A. |
橋や道路・ビル等のコンクリートが使われている所、神社や公園の敷石など人の暮らしの中のいろんなところで使われています。 |
| |
|
| Q6. |
砂利にはどんな種類があるの? |
| A. |
大きく分けて「砂利」と「砂」の2種類ですが、使い道によって大きさでも分けたりします。また大きな石を砕いてできる「砕石」も含めると20種類くらいに分けられますが、これらを総称して「骨材」と言うのです。 |
| |
|
| Q7. |
砂利は、年間どのくらい使われているの? |
| A. |
自然災害から人命を守るための国土建設や、私たちの住み良い社会環境を造るために、現在日本全体では年間約10億トンの「骨材」が使われています。これは赤ちゃんや老人を含めた国民一人当りで約8トン、ダンプカー1台の量に匹敵し、年々その数量は増加しているのです。 |