一般社団法人 岐阜県解体工事業協会


              

  会 長  木 村 順 一

 当協会は、令和2年6月設立いたしました。

 解体工事は我が国の経済発展とともに構造物も高層化・大型化かつ複雑化しており、リサイクルを含めた解体技術は極めて高度化してまいりました。

 前身の「岐阜県土木建築解体事業協同組合」は、解体工事業の健全な発展を図り、公共の福祉の増進に寄与することを目的として、昭和59年5月に発足し、36年に亘り県内唯一の解体専門工事業組合として歩んでまいりました。

平成28年6月建設業法改正により43年ぶりに「解体工事業」が新設され、「とび土工工事業」からの長年の悲願であった分離独立する形で解体工事だけを手がける専門業種となりました。解体工事業界は多様化する建築物に対応できる高度な技術と専門知識に加え、安全管理能力及び建設廃棄物のリサイクルや環境への配慮などの総合力が求められます。

 当協会では組合から引き継いだ、岐阜県と「災害時の応援に関する協定(平成16年締結)」や平成28年4月から継続して岐阜県知事から「岐阜県建設業広域事業継続マネジメント(BCM)」の認定を受け、災害時における協力体制を整えています。

 今後も解体工事を通じて、都市の再開発や地域社会に貢献し、皆様の信頼を深めるとともに、加盟する公益社団法人全国解体工事業団体連合会と連携し、解体工事業界の発展と環境保全に尽力してまいります。