月刊「岐阜県商店街だより」に掲載しているニュースを中心に取り上げて参ります。

平成27年度

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7月号より

待ちに待ったまちゼミ開催!
あんきな街なか講座 まちゼミ

 毎年恒例になりつつある「まちゼミ」が、高山市商店街で開催されました。

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▲ポスターが貼られた店先

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▲「まるっとプラザ」での楽しい講座

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▲さるぼぼ・ひだっち作りに熱中する親子

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▲古い町並みの賑わい

 「まちゼミ」とは、お店の人が講師となり、プロならではの専門的な知識や情報を無料で受講者に伝える少人数制のゼミです。時間は60分~90分、受講生は4名~6名、事前予約制で、販売行為は一切しないというものです。平成25年9月、平成26年6月に続き、今回が3回目です。
 全40講座で、「きれい・健康」「つくる」「まなぶ」「あそぶ」「たべる・飲む」に5分類され、1ヶ月の期間で開催されました。
 6月20日(土)に高山を訪問し、開催されている6講座の内、2つの講座に参加しました。
 ひとつ目の講座は、「飛騨高山アンテナショップ・まるっとプラザ」で「飛騨高山の夏の魅力を再発見!!」と題して、夏のイベント紹介がされていました。スタッフの山本さんから、高根、久々野、丹生川、奥飛騨温泉郷、荘川、国府町、朝日町、飛騨一宮、清見町の夏の行事や見所を、レジュメを基に詳しく話して頂きました。荘川の「どぶじる」と高根の伝統食「いもきゃもち」の試食もありました。前者は、すりおろした豆腐が入ったお汁で、見た目が「どぶろく」のようなので、「どぶじる」と呼ばれるそうです。後者は、じゃがいもを蒸してつぶしたものに、そば粉を混ぜ団子状にして、焼いて、あぶらえなどをつけて食べます。どちらも珍しい食べ物で、参加者から笑顔が溢れていました。質問も自由に飛び交い、和やかな雰囲気の楽しいゼミでした。
 まちゼミについて、原実行委員長にお話をお聞きしました。「去年の第2回は34講座で、今回は7講座増えました。高山は観光地で、高山祭などの行事が多いので、まちゼミができる期間は限られています。この季節が一年で丁度いいんです。実行委員は10名ほどですが、皆さん何が何でも続けていくという強い気持ちがありますね。参加者の期待も高く、申し込みは早いです。」と話していました。「チラシにある講座ごとの見出しはとても大切です。一行、二行でわかりやすいものにしています。今さら聞けないことを聞けることを楽しみにしていらっしゃる参加者が多いですね。」とも話していました。
 ふたつ目の講座は、「ひだっちさるぼぼSHOP安川店」で、「世界でひとつ!!さるぼぼ・ひだっち作り」に参加しました。5名の定員は既に予約済みでした。自分でアレンジして、世界にひとつのさるぼぼとひだっちを作るもので、お店の方の指導を受けながら、夢中でキャラクター作りをしているお母さんと女の子の微笑ましい姿がありました。
 平社長にお話を伺うと、「観光客がもっと足を向けてくれるといいですね。特に、海外の人にどうアピールするかが課題です。ラッキーアイテムとして浸透させたいと思っています。」とのことでした。
 古い町並にも行きましたが、観光客で溢れ、行列のできている食べ物店もありました。この賑わいの中でも「まちゼミ」が開催されればという夢が膨らみ、まちゼミを続ける中で、それも可能だと思いました。
【参考となるポイント】
●ひと月に亘る地道なイベント
●参加者の強い期待
●観光客を呼び込む動線

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7月号より

街を総力で盛り上げる
元気ハツラツ市

 大垣市の中心商店街で毎月第1日曜日に開催されている「元気ハツラツ市」。6月7日は絶好の天気で、汗ばむほどの陽気でした。5つの商店街(本町、本町一番街、駅前、郭町、ブラツキ)が総力を挙げて、ワゴンセール、朝市、フリーマーケット、フードコーナー等々、盛りだくさんの内容で、午前10時から午後3時まで歩行者天国となり、人の往来が絶えませんでした。

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▲賑わうフリーマーケット

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▲新大橋ステージでの小学生の合唱

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▲同時開催の「歯の健康フェスティバル」

 メインステージの新大橋ステージでは、開会宣言に続き、赤坂幼保園児の歌と踊り、興文小学校の合唱、大垣西高校の和太鼓演奏がありました。そして、12時半からは、元気ハツラツ市初の試みである、ぎふチャンラジオ公開生放送がありました。松本実行委員長の挨拶では、「元気ハツラツ市は6年前に始まりました。何でもありでやっています。例えば今日は、大垣公園の東交差点の南でフットサル大会あり、無料のフットサルクリニックあり、その横で、FC岐阜の協力によるキックターゲットもやっています。このように、見てよし、参加してよし。飛び入り参加もOKです。」と話していました。
 生放送では、同時開催された「おおがき芭蕉楽市」も紹介されました。「おおがき芭蕉楽市」は、松尾芭蕉の奥の細道の結びの地である大垣が、奥の細道ゆかりの地である都市と交わす観光交流物産展です。この日は、富山県滑川市、福井県敦賀市をメインに、岐阜市、羽島市、垂井町、養老町の物産展がありました。滑川のホタルイカ商品は完売、福井の羽二重餅もなかなか好評のようでした。
 生放送では、同時開催された「おおがき芭蕉楽市」も紹介されました。「おおがき芭蕉楽市」は、松尾芭蕉の奥の細道の結びの地である大垣が、奥の細道ゆかりの地である都市と交わす観光交流物産展です。この日は、富山県滑川市、福井県敦賀市をメインに、岐阜市、羽島市、垂井町、養老町の物産展がありました。滑川のホタルイカ商品は完売、福井の羽二重餅もなかなか好評のようでした。
 そして、メインゲストの演歌歌手の小金沢昇司さんのステージの時は、人だかりとなり、参加者は生のプロの歌に聞き惚れていました。
 毎回恒例のスタンプラリーは、6つのチェックポイントを回ってそれぞれのスタンプを集め、全部集めたら抽選で賞品をもらえるというイベントです。アクアウォークからスタートし、ムトウさかや、田中屋せんべい、金蝶堂総本店、大垣城ホール、ナンデモヤ(今月の元気ハツラツ市の商店街スポットライト店)と回り、ゴールは市商連事務所前でした。同時開催として、大垣城ホールでは、大垣歯科医師会主催の「歯の健康フェステイバル」が開催されていました。ホールの中は、歯の応急診断、磨き方の指導、俳句の展示コーナー等で、飽きない工夫がされていました。
 松本実行委員長によれば「大垣駅をはさんで南北で街を挙げて共同でやっています。スタンプラリーの景品は、アピタさんに提供してもらっています。」とのことでした。スタンプラリーの順に街を回ると、元気ハツラツ市の全体を体験できました。田中せんべいでは数量限定ワゴンセールもあって、わくわくしながらスタンプラリーができました。
 参加者はニコニコと笑顔が絶えず、この元気ハツラツ市を楽しみにしていることがよく判りました。回毎に目玉のイベントが必ずあって、また足を運びたいと思いました。
【参考となるポイント】
●あの手この手のイベント
●大手スーパーと共同
●見てよし、参加してよし

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6月号より

大型店とがっちり手を組んだイベント
恵那まちなか市

 今年初めての恵那まちなか市が開催されました。年4回の開催で、今回が第18回目です。午前中は雨模様でしたが、お昼近くにやっと天気が持ち直し、会場となった銀座通りで、スタンプラリー、フリーマーケット、パフォーマンスなど、様々なイベントが賑やかに行われました。

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▲約300mの銀座通りの入り口

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▲東北支援のわかめ詰め放題

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▲店先に展示されたこども版画

 体験コーナーもいろいろで、フラダンス体験、五平餅作り体験、和菓子作り体験がありました。なかでも、銀座2丁目駐車場での和菓子作り体験は、100名様限定で、かしわ餅を2個100円で作ることができ、子供達に大変好評で、見よう見まねでかしわ餅を真剣に作る微笑ましい姿がありました。
 事務局の方にお話をお聞きすると、「スーパーのバローは恵那が創業の地なんです。創業者の方が商店街の初代会長だったこともあって、商店街とバローはとても親密な歴史があります。商店街連合会、観光協会、商工会議所は、恵那市の立会いの下、バローと恵那市戦略的パートナーシップ協定を結びました。恵那まちなか市は、この戦略的パートナーシップ協定に基づいた事業です。商店街連合会などが主催で、バローが協賛しています。」とのことでした。バローと恵那の深いつながりがよく判りました。
 東北支援物産展では、1回500円で三陸わかめ詰め放題を開催しており、地元の中学生が受付の手伝いをしていました。ポリ袋に詰める人たちも笑顔いっぱいでした。
 恵那市商店街連合会の大塚会長にお話をお伺いしたところ、「銀座1丁目から4丁目まで、約300m位あります。路地のような通りが魅力だと思います。通りがカーブしているので、この先に何があるのだろうという楽しみがあります。今回の目玉は、合併した町村からの出店、東北支援によるイベントなどです。全て地元の力で手作りがモットーです。商店街としての特徴を何とか出したいと常に考えています。それと、バローとのコラボを大事にしたいと思います。大型店と商店街のモデルケースにしたいと考えています。バローのチラシには、恵那まちなか市の宣伝を必ず入れてもらっています。」とのことでした。
 スタンプラリーでは、4箇所のシールを集めるとガラガラ抽選に挑戦できます。シール場所の一つがバローの店舗の中の入口付近に設置してあって、コラボの実際を垣間見ました。
 中心市街地活性化事業の一環として誘致された美術館である、中山道美術館に行きました。折よく「広重 東海道五十三次を読み解く」という聴講無料の公開講演会(日野原健司氏が講師)を聴きました。広重の版画の魅力がわかりやすく紹介されていて、とても有意義でした。そして、商店街に展示されていた子供達のユーモアあふれる版画を思い浮かべ、恵那が版画の街であると実感しました。
 バローとの連携を強みにして、恵那独自の魅力をどのように引き出すかが、問われているように感じました。そのベースキャンプとして、今後の恵那まちなか市に益々期待が募ります。
【参考となるポイント】
●スーパーとの強固な連携
●地元の出店で手づくりのイベント
●街独自の魅力の創造

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6月号より

目指せ100回で更に盛り上がる
春の中山道六斎市まつり

 ゴールデンウィーク真っ只中の5月3日、中津川で春の中山道六斎市まつりが開催されました。中津川の六斎市は、第1日曜日に毎月開催されていて(1月は除く、年11回)、今回で第79回目です。なかでも春の5月と秋の11月は特別な催しとなっています。当日は好天に恵まれ、午前9時から午後3時30分まで人通りの絶えないイベントが催されていました。

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▲好天に恵まれ、多くの人で賑わう

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▲呉服店の特売コーナー

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▲ミートスパが大人気のお店

 歩行者天国なので、駅前市営駐車場に車を止め、商店街まで歩いて行きました。駅前商店街、西太田町通り商店街、新町商店街、本町商店街などで、様々な催しが行われていました。
 「何回か雨が続いたけれど、今日は久し振りの天気なので賑わっていますね。暑いくらいですけど、ぶらぶら歩くだけでも楽しいですよ。」と常連の方が話してみえました。
 商店街連盟の勝野会長にお話をお伺いしたところ、「六斎市は、元々3と8のつく日、つまり月に6回、江戸時代に中山道で市(いち)を催したところからきています。斎とは催すという意味です。商工会議所と市の協力があって、ここまで継続できています。」とのことでした。
 新町ビル跡地特設ステージでの「みんなわくわくオンステージ」では、音楽教室の生徒さんが一人ずつピアノなどの演奏をしていました。新町西駐車場での「なりきりプリンセス&プリンス」では、女の子は可愛いドレス、男の子はスーツを着てドレスアップ体験。ヒットした映画「アナと雪の女王」を取り込んだイベントを実施していました。その他あの手この手の催しが目白押しでした。
 勝野会長に今後のことをお伺いすると、「これからは商店街の底力が問われています。一つ一つの商店の努力が必要です。和菓子の店とのコラボもまだまだ工夫できる余地があると思っています。」と話されていました。
 新町商店街の小栗理事長にもお話をお伺いすると、「8年目ですね。元々中心市街地活性化事業として始まったのですが、5年で一区切りついて、6年目からどうするということがあったのですが、商店街としてめざせ100回で頑張っています。普段は場所を提供して楽しんでもらう気持ちでやっています。春の5月と秋の11月は、各商店からも人が出て、地元の力をより発揮する催しとなっています。」とのことでした。
 小栗理事長に昼食のおすすめをお聞きすると、即答で「「たなか」に行って、ミートスパゲティを食べて下さい。よそでは絶対食べられない味です。」と言われました。お店はとても混んでいました。おすすめのミートスパゲティは、ジュージューと音をたてる懐かしいスパゲティで、地元に愛される味を実感しました。人気店が商店街の核の一つになっていました。
 これから、リニア新幹線の駅ができることもあって、中津川のネームバリューは益々高まっています。六斎市は、増加が見込める観光客と地元客の両方を取り込んで、トータルで盛り上がる余地がまだまだあると感じました。秋の中山道六斎市まつりが今から楽しみです。
【参考となるポイント】
●月一回の継続が力
●核となる人気店
●観光客と地元客のバランス

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5月号より

地元と外部の魅力的なコラボ
SUNDAY BUILDING MARKET
ハロー!やながせ

 今年も、「ハロー!やながせ」の季節がやっ てきました。年1回、今回で3回目の開催となります。4月19日(日)をメイン開催日に、古本市をはじめ様々な出店、ワークショップ、期間限定イベントが開催されました。生憎の雨でしたが、柳ケ瀬商店街や美殿町商店街は、どのイベントも人、人、人で、楽しい催しが繰り広げられていました。

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▲手作りバッグなどを手にするお客様

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▲似顔絵を描いてもらうカップル

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▲写真展「フォトヤナ」でのトークショー

 ハロー!やながせと同時開催された、「SUNDAY BUILDING MARKET」は、「手づくり」と「こだわり」の詰まったライフスタイルマーケットとして、毎月第3日曜日に開催され、今回で第8回です。「サンビル」の愛称で、回を重ねるごとに出店数が増え、今回は100を越える出店がありました。柳ケ瀬本通り、日ノ出町通りを中心として、アート、クラフト、アンティーク、スイーツなどが集まって、どの店先にもワイワイガヤガヤと声が溢れていました。
 柳ケ瀬商店街振興組合連合会の林理事長と岡田副理事長に、「サンビル」についてお話をお伺いしました。岡田副理事長によれば、「『ハロー!やながせ』は年1回、地元の商店主が自らの店をアピールするイベントとし始めました。『サンビル』は、外から店を募って月1回開催しています。ここでしか出会えないヒト、モノ、空間が狙いです。柳ケ瀬でしか味わえない魅力がつくれればと思います。」とのことでした。
 林理事長は加えて、「安売り合戦では商店街は勝てません。昭和の繁栄は繁栄として、今は別の真価が問われています。便利とは違うモノサシがあると思います。個人事業主の集合体が商店街なので、若い発想をどんどん取り入れて、それぞれのお店が生き残りを考える必要があります。」と話していました。
 柳ケ瀬通りの中央あたりで、似顔絵を描くお店があり、若いカップルが描いてもらっているところでした。似顔絵を描いている色紙を覗くと、そっくりでかわいいイラストが描かれていました。「カテイトエ」という屋号の店で、男性がペンでデッサンをし、女性が彩色する2人組でした。見事な出来映えに惹かれて、列に並ぶ人もでていました。
 午後4時からは、「ハロやな写真部・フォトヤナ2015」のトークショーが、ハロやなメンバーである「アラスカ文具店」の3階で開催されました。写真家の鈴木知子さんを囲みながらのトークショーで、岡田副理事長(ハロやな実行委員長)もコメンテーターとして参加し、柳ケ瀬をめぐる熱い話が繰り広げられていました。この街を愛する若い人々のパワーを実感しました。鈴木さんは、地元の横浜と比較され、柳ケ瀬について、「気さくで懐かしい街です。ものづくりの技が息づいています。今日は雨ですが、雨の柳ケ瀬もいいですね。」と語られたのがとても印象的でした。
 サンビルは、回を重ねるごとに出店者数が増え、来街者数も比例して増えています。何か新しいことに出会える街、ここでしか出会えないものに出会える街に変わりつつある柳ケ瀬の今後に期待したいところです。
【参考となるポイント】
●地元と外部の魅力的なコラボ
●若い発想の活用
●年1回と月1回の組合せ

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5月号より

手作りで街おこし、人おこし
でてりゃあ春のクラフトフェアin多治見

 4月11日(土)・12日(日)に、「第68回たじみ陶器まつり」が、多治見本町オリベストリート周辺で開催されました。焼き物の街・多治見の陶器商が、日頃の感謝の気持ちを込めて選び抜いたこだわりの美濃焼を、大特価で販売する祭典で、多治見の春の風物詩となっています。初日に訪問しましたが、天気も上々で、大変な人だかりでした。さぁくるカフェ店前の広場では、「まちかど大道芸」が行われ、「イエンタウンフールズ」という道化師2人組のステージに、会場は盛り上がっていました。

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▲ながせ商店街は長さ約410m

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▲多治見工業高校も展示販売

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▲多治見まちづくり会社のクラフトショップ

 多治見駅前からオリベストリートまでの途中に「ながせ通り」があります。ここで、「陶器まつり」と連動して、「第22回でてりゃあ春のクラフトフェア」が開催されていました。全国から集まった陶器、木工、ガラス、イラスト等、様々なジャンルのクラフト作家たちのお店約40店が、手作りの作品を販売していました。長い410mの通りに、オリベストリートとは一味違う落ち着いた時間が流れていました。多治見商工会議所・商工相談所の林所長によれば、「商店街のカラーを出したいと思っています。回を重ねることで、目的があって来ていただいている方が多いですね。」とのことでした。
 実行委員の田原さんにお話をお伺いすると、「クラフトとは、手作りということです。この通りには、四季折々のイベントがあります。夏は花火大会の前夜祭があります。秋は、10月に「茶わんまつり」とコラボして、「商展街」(各商店が展示コーナーを提供し、全国で活躍する陶芸家の作品を店先で展示)をします。冬は、幼稚園の年長さんにクリスマスの絵を描いてもらいます。後継者が少なくなってきていますが、全部自分たちでやっています。地元の中学生、高校生に準備に参加してもらって、小さい頃やって楽しかったという思い出が、巡り巡って商店街の将来に繋がればと思います。」と話していました。それこそ手作りの熱い思いを感じました。
 このクラフトフェアでは、多治見工業高校専攻科(陶磁科学芸術科)も展示販売していました。「授業の一環でやっています。チャリティーとして、売上は福島にある大堀相馬焼に寄付しています。1年生が6名、2年生が12名と、10代から60代の生徒がいます。高校に陶磁器の人材を育成する専攻科があるのは、全国で瀬戸と2校だと思います。」と担当の先生が話していらっしゃいました。
 このイベントは、多治見まちづくり株式会社が後援しています。これは、中心市街地活性化を目的に、市・商店街・商工会議所・地域の企業等が出資して、平成13年に設立された第三セクターです。そのテナントショップ「クラフトショップながせ3号館」で、手作りの耳かきを展示販売する中野さんにお話をお伺いしました。「こういうところがあるいから、地元で商品が展示できると感謝しています。口コミでテレビの取材も受けたんですよ。今は、孫の手も作っています。」とのことでした。
 帰りには、多治見まちづくり株式会社が運営する「カフェ温土」でコーヒーをいただきました。土の香りがするやさしい味がしました。「うながっぱ」の住む多治見。暑い夏にまた訪れたくなりました。
【参考となるポイント】
●手づくりの深い味わい
●近くて温かい会話く
●街づくりの思い出が育てる未来

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4月号より

学ぶことで、また来店したくなる
まちゼミ開催!

 大垣市商店街振興組合連合会主催の「まちゼミ」が、「もうすぐ春ですね。ちょっと学びませんか」をキャッチフレーズに、3月1日から31日まで開催されました。「まちゼミ」とは、お店の人が講師になって、その道のプロの知識を少人数に教えるというものです。受講料は無料で、アットホームに楽しく学ぶことができます。大垣では今回が初めての開催で、29店のべ60を超えるゼミが、「きれい」「健康」「つくる」「たべる」「まなぶ」の5ジャンルに分けて開催されました。

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▲家庭菜園のゼミ

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▲傘のイロハを伝授

 よりどりみどりのゼミのなかから、少しのぞいてみました。
 篠田種苗駅前店では、「基礎を学んで楽しい園芸、家庭菜園をしよう」のテーマで、植物の生態、昔と最近の品種の違い、育て方を丁寧に教えていました。「自家不和合性」「つぼみ受精」という言葉を学びました。根の役割や水やりは朝がいいなどといった園芸の基本を教えていただき、とてもためになりました。鳥は黄色、オレンジ色が見えにくいということを初めて知りました。
 田中屋せんべい総本家では、「今さら聞けない手土産のマナー」ということで、手土産のイロハを教えていただきました。紙袋の扱いについて、講師の西川さんの「紙袋の元は風呂敷なので、原則としては、紙袋に入れたまま手土産を渡すのはできれば避けた方がいいですよ。」というアドバイスは、まさしく目からうろこが落ちました。
 実行委員長の大垣駅前商店街振興組合の広瀬理事長に、今回の「まちゼミ」の狙いについて伺うと、「来場者を増やすことは、月1回の元気ハツラツ市でやっているので、来店者を増やしたい。お客様とのコミュニケーションを増やすことで、商店街を活性したいという考えで開催しています。」と話していました。また、大垣市商店街振興組合連合会の小倉理事長は、「盛況でホッとしています。エリアを絞って開いたのが良かったようですね。人数もおよそ10人までなので、本当にきさくな学びの場になっているようですよ。」と笑顔で話していました。
 もう2店のゼミに参加しました。
 「珈琲幸房多香」では、ニカラグアのリモンシリョ農園で栽培された2品種の珈琲を、それぞれ浅めと深めの焙煎で飲み比べるという貴重な体験ができました。店主の高木さんに目の前で淹れていただいた4種類は、びっくりするほど味わいが違うのです。コーヒーの奥深さをまじまじと実感しました。
 「小倉洋傘店」は明治12年創業とのことです。小倉さんから「傘の上手な選び方、扱い方」を懇切丁寧に教えていただきました。傘は杖の代わりに使うと壊れやすいことを学びました。傘はすぐ捨てるのではなく、修理をすれば長く使えることがよく分かりました。
 どのゼミも、受講者から質問がありましたが、すぐに、講師から返答があり、和気藹々の雰囲気でした。これも少人数制だからでしょう。小倉理事長によれば、年2回開催に繋げたいとのことで、次回はどんな楽しいゼミが飛び出すか、今から楽しみです。
【参考となるポイント】
●来場と来客が両輪
●講師と受講者の深いコミュニケーション
●一期一会の出会いの場

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4月号より

みんなで踊れば、街は元気でいっぱい!
Danceイベント2015

 3月15日の日曜日に、土岐市駅前でダンスのイベントが行われました。午前10時から午後3時まで、特設のステージでダンスを中心に、合唱、フラメンコ、大道芸等が繰り広げられました。会場は、飲食ブースあり、フリーマーケットありで、盛りだくさんの内容です。曇り空ではありましたが、会場はダンスの熱気が溢れていました。

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▲東濃出身のANTYさんのステージ

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▲盛り上がりを見せたもち投げ

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▲全員参加のようかい体操

 今回のダンスイベントは、ときし駅前商店街振興組合と中央商店街振興組合の共催で、会場は土岐市駅前の「ゆのみの里広場」です。臨時の無料駐車場が近くに設けられていて、係の方の誘導ですぐにわかり、遠方からの参加にもとても便利でした。
 参加アーティストは、ヒップホップ歌手であるANTYさん、山口りささん、そしてHi-Dさん。3人のライブとコラボするように、子供たちがいろいろなユニットに分かれてダンスをするので、小学校の運動会のような盛り上がりを見せていました。
 中央商店街振興組合の土本理事長にお話を聞くと、「ダンスをした子供たちは、組合員の方がされているダンス教室で学んでいる生徒たちです。ゆのみの里広場は元々店舗でしたが、今はその跡地を有効利用しています。」とのこと。そして、これからの商店街の活性化について、「盛り上げていくのは若い人たちです。30代、40代の人たちに頑張ってもらいたいと思います。美濃焼の他にも、土岐のいろいろな面をもっともっと知ってもらいたくて、ダンスイベントを企画しました。」と熱く語っていました。
 ダンスの他にも目玉があります。一つはぜんざいととん汁のふるまい(無料)で、長蛇の列になっていました。とん汁を頂きましたが、味付けが絶妙で、ホカホカな気持ちになりました。もう一つの目玉は、午前と午後にあった「もち投げ」です。ひとつずつポリ袋に包んだもちの中に当たり券が付いていて、いちご、米、そしてなんと飛騨牛の景品が当たります。参加している人たちは、ステージから降ってくるもちに、手を伸ばし飛びついていました。
 一番盛り上がったのは、「ようかい体操」を会場のみんなで踊ったときでした。ステージにはこぼれんばかりに子供たちが集合しました。親しみやすい振付に、見る側も手拍子を打ち、一緒になって踊ったりと、会場全体が一体となっていました。
 イベント終了後、もち投げの当たり券を手にした人は、豪華な景品を受けとり、ニコニコ顔で会場を後にしていました。
 最初から最後まで、楽しい演出が続き、飽きることのないイベントでした。全員参加したときのダンスの力をまじまじと感じました。
 土本理事長から、「秋には、さんままつりを計画しています。2011年の東日本大震災から始まった東北支援のイベントです。是非いらしてください。」と、今後の商店街活動に対する力強い言葉が聞かれました。
【参考となるポイント】
●手替え品替えのイベントの演出
●目玉の出し物
●主催者と来客、全員の参加

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