理事長 林  彰

 ようこそ協同組合菱風会ホームページにお越し頂きました。
 菱風会の歴史は、日本経済と、産業構造の変遷の生き写しであり、三菱電機(株)中津川製作所の発展の歴史でもあります。
 昭和18年、三菱電機(株)中津川製作所が現在の中津川市に設立されました。
 太平洋戦争の終結後、日本経済は幾多の困難を乗り越え、高度成長時代に入る前の昭和28年、中津川製作所に対する生産協力を目的とした協力会として、14社によって結成されたのが、現在の菱風会の淵源であります。
 その後、日本経済の発展に伴い、46社にのぼる会員企業の数をかぞえた時期も有りました。半世紀に及ぶ歴史を大別すれば黎明期、成長期、激動期、発展期、そして今日の改革期であると申せます。
 日本経済の変動と変革の中で菱風会は、その時代を生きる術を会員企業の英知と協力関係、更には逞しい競争精神を培って今日を迎えております。
 主要取引先である三菱電機(株)中津川製作所からは、物づくりに関する或らゆる側面からの指導、教育を得てまいりました。
 管理者教育、次代を担う中堅幹部の成長を促す為のIE教育、現場改善セミナー、品質改善活動の推進、IT研修、相互安全パトロールなど会員企業の結束によって進めてまいりました。
 その間2度にわたる”活路開拓、調査事業“の実施をして、機械金属製造業などの在り方を研究し、企業耐力の増進にも努めてまいりました。振り返れば決して安定した時代ばかりではなく、幾多の変革の中で会員企業の先達は、逞しく時代を先取りした多くの施策を実施されて来たことを、感慨深く読みとることが出来ます。
 金融事情の厳しい時代には、共同して金融事業に取り組んだ時代もありました。今日でこそ、企業の海外展開がすさまじい勢いで進んでおりますが、1963年には主要取引先である中津川製作所は、タイ、バンコックに進出し、扇風機製造技術などの移管を進めており、誠に愁眉を開くものがあります。
 10数年前より複数の会員企業が広く海外展開し、順調な歩みを続けておりますことは誠に喜ばしい限りであります。
 時代の変化の下で、当組合の運営と活動の在り方、会員企業のあるべき方向も大きく変化してまいりました。菱風会の企業集団としての底力は、大変大きなものがあると確信しております。機械金属製造から、樹脂加工、電子関連に至る或らゆる分野の物づくりは、会員企業のネットワークにより、いかなる要請にも対応することが可能であります。
 21世紀に生き残れる企業集団菱風会を目指し、自助・自立の精神による経営体制の強化を目指し、今日の経済環境に即応したコスト耐力の強化に努め、会員企業の自主的経済活動を促進する企業集団への脱皮にチャレンジしてまいります。




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